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36歳という若さでこの世を去ったブラジルの国民的大歌手エリス・レジーナを讃え、
orange pekoeが彼女の愛唱曲の数々をカバー! 没後30年メモリアルイヤーの今年、
当時の機材を使ったアナログ・レコーディングにて、その世界が蘇る。
69年の名盤「ELIS REGINA IN LONDON」に収録され近年クラブフロアーを爆発させたキラー・カバーを中心に、70年代前半のヒット曲「三月の雨」や「マダレナ」、そして70年代後期 の名作「ある女」からの「バスタ・ヂ・クラマレス・イノセンシア」や、ブラジル軍事政権下、抵抗する民衆を支え、未来への希望を歌った「酔っぱらいと綱渡り芸人」も収録。幅広い選曲に加え、ラストがエリス最後のオリジナルアルバムからのヒットソング「トレン・アズール」で締めるという構成にもこだわった全11曲。
ブラジル音楽ファンだけでなく、すべての音楽ファンに贈る、 orange pekoeによる珠玉のエリス・レジーナ・カバーソング集。
またアナログ盤として、アルバムLPと先行7インチシングルもリリース。 7インチシングルB面にはorange pekoeがエリスへ捧げるオリジナル曲として 「ルビィのこころ」の再演を収録。
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70年代の空気感をそのまま再現しようというアプローチは楽しくも、挑戦的。
但し、やはりエリス本人は越えられない壁を感じる。(再現度は高いですよ!)
そういう意味で、ブラジルを聴きつくした御仁には物足りないかもしれないが、orange pekoe
を通じて、始めてエリスを知る層にはインパクトのある作品。
コレを契機に、是非エリスの音源に興味を持ち聴いてみてほしい。
サンバ・ボサノバのテンプレだけではないブラジルを垣間見ることができますよ。
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