永遠に見ることはあるまいと思っていたエヴァを年末年始で一気に視聴。
先日、エヴァヘッドフォン入手しちゃったもんで、見ない訳にもいかんかなとw
そして1月4日の夜に、劇場でQも見てきました。
一番ツボだったのは、客がおっさん10人だったことかな。空気が痛かった。
興行的にはもう終盤なのでこんなもんでしょうか?w
(ちなみに、元旦に各所で、「序破Q同時上映」やってたのは気付かずorz)
そんなニワカな私ですが、取り敢えず、シリーズ全編の感想だけ書いちゃうと、
TV版+旧劇場版 : 気持ち悪い。
新劇場版 序 : 複線がいっぱい。先が楽しみ。
新劇場版 破 : やっぱり気持ち悪い。FriendFire時の「友達の歌」が特に。
新劇場版 Q : 複線が散らかりすぎてわけがわからないよ。但し、妙な納得感はあった。
という感じですね。
ロボット物SFアニメだと思って見てたらTV版の中盤~終盤あたりで痛い目に遇いました。
そこから、気持ちを切り替えて、「これはサイコホラーだ」と認識した時点で、なかなか
の秀作に変わりました。
旧劇場版のラストシーンは、「気持ち悪い」があまりに見る側を代弁しすぎです。
碇シンジの性癖がアブノーマルすぎて、一周回って逆にオモシロいよそれは。
新劇場版は、序で、ある程度TV版+旧劇場版をなぞりつつも、複線を張りまくって、先行きの
期待感を演出しつつ、破で庵野ワールド(気持ち悪い)が爆発した感じで楽しめましたね。
破で暴走した初号機が3号機を喰らい尽くすシーンは、圧巻にして最悪。
バックで淡々と流れる「友達の歌」が、動的でグロテクスな映像と真逆で、そのコントラストの
ギャップが気持ち悪さを増幅します。 (注)演出を絶賛しています。
又、TV版がストーリーを補完しつつ、差分(新劇場版としての複線とかキャラ描写)を比較
する対象としてうまく連携しています。
そして、新劇場版Qは、序破の複線を受けて、TV版+旧劇場版とは全く別の物語に
分岐していきます。但し、ぜんぜん複線の回収はしてくれません。
先に言ってしまうと、ものすごく解り難いです。前評判通りです。
そこそこ予習をしてから見に行きましたが、それでも解り難い物は解り難い。
しかしながら、この解り難さも、理不尽さも、目覚めた瞬間14年を置き去りにされてしまった、
碇シンジの目線だと考えた瞬間に、個人的には妙な納得感の中で消化できました。
むしろ、新劇場版Qは、序破とのギャップが面白い作品です。
エヴァに乗れというミサトさんと乗るなというミサトさん、
ポカポカ綾波と感情の無い黒波、
リツコの髪型、
葛藤しながらなんとか頑張ってた碇シンジと考えることを辞めた碇シンジ、
などなど。
上げておいて落とすという、お約束の手法ではありますが、庵野秀明のそれは、
上げるときは中途半端なのに、落とすときは奈落まで。容赦ないっすね。
惜しむらくは、Qは未知の物語故、序破のようなTV版によるストーリーの脳内補完が
できないことと、碇シンジ目線の解り難さの相乗効果もあり、物語のプロセスが比較的
丁寧に描写されています。悪く言うとテンポが悪い&ストーリーの時間密度が薄い。
(ついでに言うと、マリのキャラというか立ち居地がわかんね~。)
このデメリットと引き換えに、次回作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」では壮大な
クライマックスが待っているはずです。期待大ですね。
でも、きっと、気持ち悪いんだろうなぁ。
ちなみに、「:||」がループモノであろうことはいろいろウワサされているところではありますが、
個人的には、Qのエンディングで見た「次回」という予告の表記も気になります。
アニメのお約束としては「最終回」って言うのが自然だと思うんだが・・・
まさか、まだ終わらないのだろうか?w
次は、積んであるガンダムUCを見なければ・・・時間ないっす。
先日、エヴァヘッドフォン入手しちゃったもんで、見ない訳にもいかんかなとw
そして1月4日の夜に、劇場でQも見てきました。
一番ツボだったのは、客がおっさん10人だったことかな。空気が痛かった。
興行的にはもう終盤なのでこんなもんでしょうか?w
(ちなみに、元旦に各所で、「序破Q同時上映」やってたのは気付かずorz)
そんなニワカな私ですが、取り敢えず、シリーズ全編の感想だけ書いちゃうと、
TV版+旧劇場版 : 気持ち悪い。
新劇場版 序 : 複線がいっぱい。先が楽しみ。
新劇場版 破 : やっぱり気持ち悪い。FriendFire時の「友達の歌」が特に。
新劇場版 Q : 複線が散らかりすぎてわけがわからないよ。但し、妙な納得感はあった。
という感じですね。
ロボット物SFアニメだと思って見てたらTV版の中盤~終盤あたりで痛い目に遇いました。
そこから、気持ちを切り替えて、「これはサイコホラーだ」と認識した時点で、なかなか
の秀作に変わりました。
旧劇場版のラストシーンは、「気持ち悪い」があまりに見る側を代弁しすぎです。
碇シンジの性癖がアブノーマルすぎて、一周回って逆にオモシロいよそれは。
新劇場版は、序で、ある程度TV版+旧劇場版をなぞりつつも、複線を張りまくって、先行きの
期待感を演出しつつ、破で庵野ワールド(気持ち悪い)が爆発した感じで楽しめましたね。
破で暴走した初号機が3号機を喰らい尽くすシーンは、圧巻にして最悪。
バックで淡々と流れる「友達の歌」が、動的でグロテクスな映像と真逆で、そのコントラストの
ギャップが気持ち悪さを増幅します。 (注)演出を絶賛しています。
又、TV版がストーリーを補完しつつ、差分(新劇場版としての複線とかキャラ描写)を比較
する対象としてうまく連携しています。
そして、新劇場版Qは、序破の複線を受けて、TV版+旧劇場版とは全く別の物語に
分岐していきます。但し、ぜんぜん複線の回収はしてくれません。
先に言ってしまうと、ものすごく解り難いです。前評判通りです。
そこそこ予習をしてから見に行きましたが、それでも解り難い物は解り難い。
しかしながら、この解り難さも、理不尽さも、目覚めた瞬間14年を置き去りにされてしまった、
碇シンジの目線だと考えた瞬間に、個人的には妙な納得感の中で消化できました。
むしろ、新劇場版Qは、序破とのギャップが面白い作品です。
エヴァに乗れというミサトさんと乗るなというミサトさん、
ポカポカ綾波と感情の無い黒波、
リツコの髪型、
葛藤しながらなんとか頑張ってた碇シンジと考えることを辞めた碇シンジ、
などなど。
上げておいて落とすという、お約束の手法ではありますが、庵野秀明のそれは、
上げるときは中途半端なのに、落とすときは奈落まで。容赦ないっすね。
惜しむらくは、Qは未知の物語故、序破のようなTV版によるストーリーの脳内補完が
できないことと、碇シンジ目線の解り難さの相乗効果もあり、物語のプロセスが比較的
丁寧に描写されています。悪く言うとテンポが悪い&ストーリーの時間密度が薄い。
(ついでに言うと、マリのキャラというか立ち居地がわかんね~。)
このデメリットと引き換えに、次回作「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」では壮大な
クライマックスが待っているはずです。期待大ですね。
でも、きっと、気持ち悪いんだろうなぁ。
ちなみに、「:||」がループモノであろうことはいろいろウワサされているところではありますが、
個人的には、Qのエンディングで見た「次回」という予告の表記も気になります。
アニメのお約束としては「最終回」って言うのが自然だと思うんだが・・・
まさか、まだ終わらないのだろうか?w
次は、積んであるガンダムUCを見なければ・・・時間ないっす。
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